SEO とは「Search Engine Optimization」の略で日本語では「検索エンジン最適化」を意味します。自分のサイトがキーワードで検索された時により上位に表示できるようにホームページ側でできることを指します。

似ていてよくこんがらがってしまうものに SEM というものがあります。SEM とは「Search Engine Marketing」の略で日本語では「検索エンジンマーケティング」と訳します。こちらは SEO も含んだものでそのほかに、リスティング広告(検索連動型広告、検索した時に上に出てくる広告のことです)、ランディングペ ージ最適化、アクセス解析なども含む SEO の上位概念と思ってください。

またこのほかにデリヘルビジネスで最も大事な広告ポータルサイトへの出稿や、メルマガ広告、懸賞などなどインターネット媒体を使った広告のことを「インターネット広告」と総称します。

力のかけ具合はこんな感じです。

90%:インターネット広告(ポータルサイト)
10%:SEO、アクセス解析
0%:リスティング広告

リスティング広告はデリヘルジャンルでは出稿するのが難しいので考えなくて大丈夫です。また SEO についてももちろん狙ったキーワードで上位表示されることは利益になりますが、まずはポータルサイトの広告戦略を考えて勝つことが最も大切ですので力の比重を間違えないように気をつけて下さい。

とはいえ、SEO について何の知識のないままホームページ制作をしてしまうと適当な WEB 制作会社の場合、適当に施策されてしまうので、最低限の知識をつけて指示とチェックができるようにしておきましょう。チェックしたいときはブラウザで自分のホームページを開いて「表示→開発/管理→ソースを表示」を選択すると HTML タグだけのページが開くのでそこでチェックします。

1.title タグ
ブラウザ上部と検索結果のタイトルに表示されるタグです。上位表示させたいキーワードを入れてタイトルをつくってください。キーワードを入れる順番に注意してください。

例えば

1)「高級デリヘル 青山会員制ヴェルグ」

2)「会員制高級デリヘル 青山ヴェルグ」

では検索順位が大きく変わってきてしまいます。 検索順位を決めるクローラーと呼ばれるロボットは文章の左から優先順位をつけます。よってあなたが自分のお店を「高級デリヘル 青山」の順番で検索して欲しいと思 っていたら文章がしっくりくるという理由だけで 2)「会員制高級デリヘル 青山 ヴェルグ」こちらを選んではいけません。

それくらい title タグのキーワードは SEO にとって重要なので注意して決定してください。検索結果の検索結果に表示される最大文字数が 32 文字なのでそれ以内に収めてください。

2.meta keywords
上位表示させたいキーワードとコンテンツ内容にあったキーワードを 3-5 個入れましょう。keywords の項目は検索結果などに表示されないのでたくさん入れたほうがクローラー対策になりそうなものですが、これはご法度です。

なぜなら 5 個以上キーワー ドをいれてしまうと、クローラーが一体このページの大事な要素は何なんだ?と迷ってしまうからです。また、キーワードは細かく分けて入れるようにしてください。 例えば「高級デリヘル青山会員制」は NG で「高級デリヘル,青山,会員制」 のように区切って入れます。こうすることで「高級デリヘル+青山+会員制」の組み合わせで検索してくるユーザーにマッチすることが可能になります。

3.meta description
検索結果のタイトルの下に表示されるページの説明文のことです。文字数は 120 文字以内で上位表示させたいキーワードは必ず初めの方に入れてください。こちらも 120 文字以上で書いてしまうと検索結果の表示の際に途中で切れてしまって、ブランドイメージを下げることにつながるので注意してください。

4.h1 タグ
見出しタグといって元々はテキストしか表示できなかった時代の HTML の名残でページ中で最も重要な見出しという意味で使われていました。今では右上の方に小さく表示されていたり、そもそも表示させなかったりします。ただ、クローラーは この情報も大事にしますので、h1 タグにはかならず上位表示させたいキーワードを盛り込んでください。

5.alt タグ
画像に対する補助テキストを入れるタグです。ホームページ上には表示されません。 クローラーにはテキスト情報と同じように見えますので、ここは無理してキーワードを入れ込むのではなく、画像の説明になるように自然に入力してください。入れられればキーワードも入れるイメージです。

6.キーワード出現率
1 ページにつき 3-5%を目指してください。10%以上になると不自然だと思われて評
価が下がります。SEO チェキというサイトで調べる事ができます。
http://seocheki.net/

7.Google Search Console
Google Search Consoleとは

・サイトにクローラーを呼ぶことができ、index を促進することができる。
・どんなキーワードで表示されているか(=検索クエリといいます)が分かる。
・表示されている検索クエリから、どれぐらいクリックされたか CTR がわかる。
・どのページの流入が多いか、どんなキーワードの流入が多いかがわかる。
・サイトに向けられている外部リンクやサイト内の内部リンクが把握できる。

ツールのことです。こちら側からサイトにクローラーを呼ぶことができるので、新規にサイトを作った場合や新規にページを作った際に有利です。また検索クエリやその CTR が見えるこ とからアクセス解析の一助にもなるので SEO 対策として必ず入れてください。

以上が内部施策と呼ばれるものの基本的な要素です。この他にも外部施策と呼ばれるものがありますが、昨今検索順位を決めるアルゴリズムがより「質の良いコンテンツ」というものを目指すようになっており、むやみな相互リンクについては評価 がさがったり、最悪ペナルティ(検索順位を大きく下げられてしまい再度上位を目指すのが難しくなる状況)をもらってしまうこともあります。

基本的にはユーザーにとって価値あるページで、自然に外部からリンクが貼られるというのが SEO の上位表示という結果につながりますので、やはり素晴らしい女性画像とプロフィールを揃えること、良質な広告媒体やブログからリンクを貼られることが結果 SEO 上位表示につながります。