早速、ビジネスの基本方程式とは
「見込み客数」
×
「利益率」
×
「成約率」
です。
「見込み客」とはその名の通り、自分のビジネスのお客様になりそうな見込みのある人のことです。
デリヘルなら各ポータルサイトを利用している人。メルマガ登録していて、まだ実際には利用されていない人も見込み客になります。これはお客様になる一歩手前ですのでかなり引きの強い見込み客となります。
ラーメン屋さんで言えば、その地域の人や近くのラーメン屋さんでよく食べている人になります。
見込み客数を 1000 人から 2000 人に増やすことができれば 売上を倍にすることができます。
「利益率」とは「利益 ÷ 販売価格」のことです。商品単価 1500 円で原価 1000 円のものを 500 円で仕入れることができるようになれば売上は倍に、また、原価 1000 円のままでも商品に付加価値をつけて商品単価を1500 円から 2000 円にすることができれば 売上を倍にすることができます。
デリヘルビジネスではほとんどの場合 女性と売上を折半することが多いので 利益率は50%になることが多いです。原価を抑えるという考えよりもスペシャルな女性をリクルートすることに力を入れることで商品単価をあげること、そして、その高い単価を払える男性の見込み客を集めることが重要になります。
「成約率」とは「見込み客数 ÷ 成約数」のことです。 デリヘルビジネスでは自分の HP へのアクセス数からコールされ、さらに電話で女性を決めていただいた方の数を割ります。
広告の掲載先、広告バナー、HP のつくり、 魅力的な女性プロフィールを見直して成約率を 0.5%から 1%に増やすことができれば売上を倍にすることができます。
ビジネスの基本方程式は理解できたかと思います。ここからが大切なことなので必ず何度も見直して体で覚えられるようにしてください。
・広告の書き方ノウハウ
・従業員の給与削減ノウハウ
・集客ノウハウ
・商品開発ノウハウ
のような小手先のビジネスノウハウに気を取られることなくこの方程式を思い出していま行っているビジネスにおいてどこが問題でどう解決するのが最適なのかを「計画」することこれが最も大切です。
例えば「フェイスブック集客の新しいノウハウ」が出ました!となった時に、何も考えずに
「そのノウハウをちょっと実践して効果がでるか試してみよう」と選択するのではなく、もし思うような結果が出せていないのなら自分が今おこなっていることについて振り返って、ビジネスの基本方程式の中でなにが足りてないか、またはどこを補強するのが簡単なのかを考えます。
その中で「見込み客数が足りていない!」と判断することができれば、そこでやっとフェイスブック集客をするべきかどうかを考えます。さらに言えば、そこで、フェイスブック集客が流行っているからという理由で実践に移すことも危険です。
「見込み客数が足りていない!」ということが問題であるならば、 集客の方法について調べ直し、DM、チラシ、PPC 広告、SEO、YOUTUBE、FACEBOOKなどからどの手法が最も効率的に抱えている問題を解決できるかを検討し選ぶことが大切です。
「見込み客数」は数字で出しやすく目につきやすいため売上が落ちてきた時に着手しがちなポイントですが「利益率」を伸ばすことができないかを考えることも忘れないように気をつけてください。
「利益率」を伸ばすためには原価や販売価格の見直しだけでなく「アップセル」「クロスセル」ができるかを考えることも重要です。
自社の既存顧客に対し、いつも購入している商品やサービスを、より上位の高価なものに移行してもらう営業活動のことを「アップセル」といい、いつも購入している商品やサービスに加え、関連するものを組合せで購入してもらう営業活動のことを「クロスセル」といいます。
塾を購入したときに 「プラチナ会員 100 万円はサポートを受け放題です」と勧めてくるのは「アップセル」で、マクドナルドでハンバーガーを買った時に「ご一緒にポテトはいかがですか?」と勧めるのは「クロスセル」です。
職人気質の人が陥りがちなのが商品さえよければ売上があげられるのにと考えて商品説明や商品を広める活動に力を入れていないという例です。
ラーメン屋の頑固おやじを思い浮かべていただければわかりやすいかと思います。
「おれはうまいラーメンさえつくれればいいんだ。分かってくれる人だけに食べてほしい。食べてくれた人が勝手に口コミしてお客様を連れて来てくれるだろう。」
などとこぼしていて、実際は思うように売上があがっていないという悲惨な状況です。本当においしいラーメンであればその商品のこだわりを書いたビジュアルを重視したメニューをつくることや、近くの他のラーメン屋にはないその店独自の商品のこだわりなどがわかりやすく書かれた、さらに言えば期間限定の新規様割引などをつけたチラシを配ったり、またはフェイスブックページをつくって
常連様にコメントを書いていただいたりいいね!を押してもらうことで広めていったりといったことをしなければならなかったりします。
こういった事例もビジネスの基本方程式を常に意識して問題がどこにあるのか、そして着手しやすいポイントがどこにあるのかを検討することが大切です。
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