アンの話に戻りましょう。ということで人によっては「中出ししてください」発言は「責任取れないから怖い!」と思う人もいると思いますが、僕としては最高の褒め言葉だと捉えています「あなたの遺伝子が欲しい」というのはオスとしてその女性にとっての頂点にいるはずなので。ということでデート、ライン、セックスで服従調教のテクニックを駆使し服従状態になったアンからこんなオファーがありました。
「最近仕事辞めたんだけどなんかいい仕事ない?」
「何したいの?」
「キャバクラでいい店とかないかな」
こんな感じです。スカウト時代はお仕事紹介するメインで街に立っていたので、お仕事の紹介をこちらからすることも多かったですが、ナンパメインの今はこんな自然な感じなのです。多分想像と違っていたと思います。想像はきっと極悪非道なやり方でやりたくもない女性に嫌々夜の仕事をさせ、借金を肩代わりさせ、泣きながら風俗の仕事をしている図。ではなかったですか?笑。そうではなくて、彼女たちが仕事がなくなったタイミングとか、今の仕事が嫌になったタイミングとかに彼女たちが自ら頼ってくるイメージです。
僕は女性の商売をしているので、自然とそういう人脈ができてきて、芸能プロダクションならプラチナムさんにも窓口がありますし、もちろん風俗なら大衆店と呼ばれる1-2万円単価のお店から、1紹介50万円以上の交際クラブまで、それにキャバクラ専門の紹介会社なんかもつながっています。ヴェルグに面接に来た女性で残念ながら不採用になってしまった女性を風俗専門のスカウトに紹介したところ、すぐにその女性のスペックや性格を判断し、夕方に紹介したのにその日の夜には5万円を稼げて感謝された事例なんかもあって、やはりビジネスは需要と供給をマッチさせるものなんだなと改めて感じました。
アンは以前にも銀座のキャバレーでキャスト兼ダンサーとしても働いていたことがあるので、すぐにスカウトに連絡を取ってアンに一番合うお店を探してもらった。紹介した店がどんな店だったかまでは詳しく聞かなかったが週に3-4日働いてしっかり稼げていたみたいだった。しかし、アンがかなりの飽き性面倒臭がりなので2-3ヶ月も経たないうちにだんだん行かなくなりある程度たまったお金で生活するようになった。お酒も好きなので、また夜の渋谷生活に戻り、恋愛もしながら、3時頃うちにきてセックスして恋愛の進捗を話してランチして帰るみたいな関係性にもどって(ちなみにそのころ家政婦を探していて時給1000円で掃除とかしてもらってた けど、丁寧だけど仕事が遅いのでクビにしました笑)いきました。ある日、急に
「ヒロの仕事って稼げるの?」
と言われたので
「人によるよ」
と答えたら
「詳しく教えてよ」
と返って来たので、丁寧に教えたところ、やってみたいと言われたので在籍させてみた。スカウトで知り合った女性を除いて、まあまあ近い知り合いとか彼女化した女性を自分の店に入れるのが3人目だったので、もう慣れてはいたが、やはり求人できた女性やスカウトで入れた女性とはちょっと違った感情がある。なんというか親心というか稼げなかったら可哀想だなというか。高級店なのでお客様の審美眼も厳しく、相応しくないと思われるのも嫌だなという気持ちもある。あとは「嫉妬しないの?」と聞かれることもあるのだが、「しない」と答えたいところなのですが、実は10%くらい嫉妬はあります。他の男性とセックスして感じているところを想像するのは少し嫌です。でも仕事の場合だったらそれで一回3-4万円利益になるならそっちの気持ちのが勝ちますね。また女性も仕事と割り切ってやっているので一回3-4万稼げるほうが重要です。
身長が低かったのでちょっと心配だったのだが、持ち前の明るさでリピートもとったりとまあまあ活躍してくれました。しかし飽きっぽいのでうちの仕事も3-4ヶ月やって100万円くらい稼いだ頃にやっぱり他の男とはセックスしたくないといって在籍をやめることになります。