ポータルサイトで勝つことが出来ていて、求人ページに強い引きがあれば、求人広告にかけなくとも女性の問い合わせはきます。私のお店では多い月で 30 問い合わせ、15 面接ほどになっています。

問い合わせがたくさんくるようになると、うーん 40 歳かあとか、バストがないのかとか、タトゥーありかあとか、選り好みするようになってしまいますが、これは避けてください。必ず面接まで持っていく。この意識でいることが大事です。

返事のケーススタディ
————–
「女性名」さま

ご連絡ありがとうございます。
「店名」店長「自分の名前」です。

直近では
5/27(火) 17 時~
5/28(水) 調整可能
5/29(木) 11 時 START
5/30(金) 終日 NG
が空いており
以降は調整可能です。

ご希望の日時を折り返しいただけると助かります。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝
高級デリヘル 「店名」 店長 「自分の名前」
HP: TEL :
携帯:
MAIL :
＝＝＝＝＝＝＝＝＝
————–

真面目にかつ的確に会える日時を1度のやりとりで定められるようにしてください。なるべく早く返事を出すことも有効です。署名を入れることでしっかりしたお店であることをアピールします。日時が確定したら面接場所と持ち物を明記した返 事をだしてください。

また即面接希望ならいいですが、女性によっては迷っている場合もあります。タイプ別にどのように接するべきかをお伝えします。

・自信がないタイプ
高級店なので、女性の方が萎縮してしまっているパターンもよくあります。私なんかで大丈夫でしょうか?とか、採用基準は高いですよね?とかです。こういうタイプには容姿のことを言及するのではなく、お客様に様々なタイプがいるので、安心くださいという流れで安心させることが大切です。

・細かく条件をつきつけてくるタイプ
働く気満々で、おそらく、他の店舗との比較もおこなっているタイプです。細かい条件にはもちろん答えます。さらに言えば送迎についてや、寮についての質問も甘く答えてください。ここで切られないようにすることが最も大切です。面接してみて、本当に逸材ならホテルも送迎もつけてあげてください。ある程度お客様が付いている状態ならリターンの方が大きいはずです。

・ドタキャンについて
いちいちドタキャンに一喜一憂しないようにしましょう。私の店でも問い合わせの半数はドタキャンになります。もし、事務所があるなら、面接の場所を事務所にして、時間が潰されないようにしましょう。また、カフェでやっている場合でも必ず 1~2 時間前の確認連絡をして、返事があった場合にだけ対応するなどしてください。

ドタキャンされても怒ったり詰めたりしてはいけません。この仕事は特殊だということを忘れないようにしてください。女性も面接に来ることや、この仕事をすることはかなり勇気がいることです。時間を置いて連絡してみるなどキープコンタクトしてみてください。

ちなみに私の店では、問い合わせがあって面接をしなかった女性のリストがあって、年に一回一斉メールで近況についての質問と、もしまだ興味があれば連絡ください。というような内容を流します。これはかなり反応があり、ここから採用につながった女性もいます。問い合わせしてくれたことを感謝し、どれだけわがままを言われても怒らずにつながっていることが大切です。

続いて、より求人ページコンテンツの中身を見ていきましょう。

・Anemone
https://www.a-mone.com/sp/index/top

もともと単店で今は支店もあるアネモネさんをみてみましょう。

まずは公式ページからの公式求人ページです。グランドオペラさんや虎の穴さんと同様、別ページを用意しています。が、これは勿体無い作りになっています。

一枚のページにまとまっていなくて、メニューもちょっとわかりづらい作りになってます。総合トップに戻って、渋谷店の求人が見たいと思って押すと、営業ページに遷移してしまいます。面接のご予約はこちらボタンが黒でわかりづらい。こんなにコンテンツのボリュームがあるのに勿体無い例です。ただしシティヘブンの方はかなりうまくまとまっています。

ここからわかることはアネモネさんは公式にそこまで力を入れていなくてガールズヘブンの方を充実させて結果を出しているということもわかります。もちろん両方やった方がユーザーライクなので新店を作る方は隈なくチェックしましょう。

・THE MUSE TOKYO
https://muse2022.jp/top

新しめのお店で公式の営業ページのトップが美しい動画になっていたりとこだわりが感じられます。また求人コンテンツもわかりやすく無駄ない素晴らしい作りになっています。

最後のどこから連絡したらいいかも電話とLINEでわかりやすいです。個人情報を渡したくない電話もラインもしたくない女性にはフォームでメール問い合わせもわかりやすく設置されています。配慮が感じられます。

女医さんと提携で安心。も女性ならではの不安を解消でき、さらに他の店であまり見ないので差別化ポイントとして素晴らしいですね。

・Z-TON
https://www.z-ton.net/s/recruit.html

最後にZ-TONさんです。こちらは申し訳ないですが悪い例です。

公式サイトの１ページに最低限の文章だけ載せているバージョンです。たまに単店で力を入れてないお店はこうなっていますが、気になっているキャストさんは公式ホームページも必ずチェックしますので、ここでキャストさんの気持ちを削がないようにすることが大切です。

しっかりと他店リサーチをしていいお店を真似するようにしてください！

やはりヘッドのコピーとデザインの雰囲気が第一関門なのでそこは意識して取り組みましょう。女性が気にするポイントは

1)具体的に稼げる金額
2)スタッフがちゃんとしてるか
3)お客様がちゃんとしてるか

の3点です。

これを具体的にヘッドのコピーに落とし込んで、雰囲気のいいデザインにすれば読み進んでもらうことが可能になります。ヘッドで気をひくことができれば、資格、給与、勤務日時、待遇などの細かい欄に目を移します。

ここでは他サイトを参照して最大級にいいことを書いておきましょう。ここは引かなくて大丈夫です。まずはお問い合わせをしてもらうこと、面接に来てもらうことを第一優先にしてください。働く女性は結局どこかで働くのです。

お問い合わせフォームはかならずページ内につけてください。そのページからリンクなどにすると1手間増えてしまうので。入力の項目にも気を使ってください。なるべく負担のないように設定してください。また入力のしやすいように入力欄も大きめにとったり、必須項目をなるべく減らしたりという工夫をしてください。

その次に Q&A が大切です。 我々のビジネスは性風俗ということを忘れないようにしてください。これは、女性にとって心理ハードルが最大級に高いお仕事と言えるでしょう。他のどんな仕事にもないさまざまな疑問があります。また、初めてこの業界に飛び込んでくる女性は恐怖心があるのは当たり前だと思うのです。ヤクザが出てくるんじゃないか?とか、面接にいったら薬漬けにされてもう戻ってこれなくなるのではないか?などの妄想もあると思います。そんな不安を消してくれるのが Q&A です。Q&A が充実している参考サイトをお教えします。

・ジーレジェンド
http://g-legend.jp/recruit/

一体女性が何を不安がっているか?というのがよくわかると思いますので、参照してみてください。ここらへんをしっかりアピールすればお店に信頼感が生まれ、この店なら大丈夫かもしれないと思って問い合わせをしていただけるようになります。

1)具体的に稼げる金額
2)スタッフがちゃんとしてるか
3)お客様がちゃんとしてるか

の3点をクリアできるように求人ページの作り込みをしてみてください。

求人ページも営業ページと同じでたくさんページを見ていいところをパクる。この基本姿勢で間違いありません。リサーチするページはシティヘブンさんのランキングや「デリヘル+地域名」「高級デリヘル」などで検索して自分のライバルになりそうなところを片っ端から見ていきます。100 サイトくらいは見ておいたほうがつかめると思います。

具体的に見ていきましょう。まず「高級デリヘル」で働きたいと思った女性がはじめに目にするサイトはこの 2つの確率が高いです。ランキングでは常に上位、またグループなので使っている広告費も多いからです。

・グランドオペラ
http://www.job-opera.com/

・虎の穴
http://tora-recruit.com/top/

特徴としては、求人ページが独立して1つのサイトになっているところです。それほど自社求人ページが大事だということがわかります。予算がさけるならこのように独立したサイトになるようにつくったほうがお問い合わせ率は高くなります。

どちらのサイトもデザインが営業ページと変えていて、女性っぽい淡いピンクなどを使用して安心感を演出しています。またグループでやっていて、各支店があるため大きいお店なんだよというのもアピールしていますね。

個人経営の小さな店では このような USP は出せませんので、逆に大型店にはない強みというのを打ち出せばいいです。例えば、大型店では新人の入れ替わりが激しいのでチャンスが少ないとかスタッフの数が多いのでどうしても冷たいコミュニケーションになってしまう。などです。

バックの数字も参考にします。グランドオペラが「25000 円以上」虎の穴は「日給 最大 10 万円以上」になっています。ヴェルグでは〇〇の職業の女性が〇〇円という風にさらに具体的に書くことで想像を膨らませてもらえるように工夫しました。